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在日モンゴル族 駐大阪中国領事館で抗議

2011年06月12日


【新唐人日本2011年6月13日付ニュース】先月11日に発生した内モンゴルの遊牧民が石炭輸送車に轢かれて死亡した事件は、国内外で抗議の嵐を巻き起こしました。中国当局は近日、異例の速さでトラックの運転手に死刑判決を下し、事件の早期収束を図っています。6月11日、大阪の中国領事館の前では、抗議活動が行われました。

11日、中国駐日大阪領事館前で行われた在日のモンゴル族による抗議では、中国当局に対し、モンゴル族の権益への尊重を求め、炭鉱開発による草原の破壊を強く非難。世界モンゴル自由連盟党の代欽幹事長は、草原の破壊により、遊牧民の生存環境が危機に晒されていると訴えます。

世界モンゴル自由連盟党幹事長 代欽:「モンゴル人は自分の土地で自分の地元で自分の言語で暮らすことさえできない。地元から追い出されているのです」

また、異例の速さで加害者の運転手に死刑判決を下しましたが、問題の根本的な解決ではないと述べます。

世界モンゴル自由連盟党幹事長 代欽:「内モンゴルの草原に対する根本的な解決ではない。なぜなら中共政府成立してから60年間、内モンゴルの歴史を振り返ってみると分かるようにそれは不可能です。内モンゴルで炭鉱を開発することを炭鉱を止めるべきです」

抗議活動には近畿各地から駆けつけた日本人住民も参加し、最後、中国領事館に抗議書を投函しました。

新唐人テレビがお伝えしました。

www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/06/12/a545282.html.
(中国語)

 

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